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フリースクールでもNLP

フリースクールに入校する生徒は、前籍校で生徒の存在価値を認められていないケースが多く、不登校の場合は「学校へ行けない自分はダメな人間である」というアイデンティティーを持っています。

また、保護者はどこかで「わが子はダメな子どもである」と思っている事が多く、自分達は「親失格」と落ち込んでいることが多々あります。私のスクールでは、生徒さんのケアはもちろんですが、そういったダメージを受けている保護者のケアに取り組んでいます。

A君がスクールに来たのは、高校1年生の1学期です。すらっと背が高く、中学校時代はスポーツ部のキャプテンをしていて、人なつこい笑顔が素敵な青年でしたが、対人恐怖症がありました。

A君はお父さんの事を「怖い」と言い、家では目も合わせず、食事も一緒にすることもなく、避けているということでした。

お父さんのお話しでは、A君に対して幼い頃から意味もなく暴力を振るってきてしまったそうです。
A君が不登校になってから、自分の行動に問題があったと気づき、お父さん自身とても反省し、変わりたいと思っておられるようでした。

お父さんは自分の父親が酒飲みで借金だらけで家業を継ぎ、借金を返すために大変な努力をしていたにもかかわらず、家で幼いA君が無邪気に笑っていると無性に腹が立ち、暴力を振るってしまったと言っていました。

毎朝、仕事に出る時に「ゾゾッ」と何かを失ってしまう様な不安感があることを話し始めた時に、私は「これだ」と思い、その不安感を源にリインプリントのエクササイズを行いました。

リインプリントによって、お父さんは小学校低学年の時に戻りました。図工で自分が作った作品を友達に横取りされた上、友達の作品として発表され先生からとても褒められている友達を見て、とても悔しく悲しかった体験が呼び起こされ、お父さんは号泣されました。その時に決めたビリーフは、「大切な物は執着心を持たなければ失ってしまう」ということでした。

リインプリントが終わり、お父さんはスッキリと楽な気持ちになりました。
そして、「大切な物への執着心」を息子のA君に対して持っていることに気づきました。
A君のことを自分の思い通りの素晴らしい作品にしなければいけないと思っていたのです。
「息子は自分の作品ではない、尊厳を持った一人の人間である」とお父さんの意識が変わりました。

お父さんは、翌朝から「ゾゾッ」という不安感が消え、息子を一人の人間として尊重するようになりました。
目も合わせず、会話も出来ない息子とバイクの二人乗りをしたい、と思い、お父さんは古くなっていたバイクをピカピカに磨きました!

その思いが叶い、お父さんの背中にしっかりとつかまってバイクにのって風を切る、父子での二人乗りが実現したのです。今では、ツーリングが二人の楽しみになっています。そしてA君は、高校卒業を目指して、頑張っています。
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